再定住

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責任ある鉱業・金属業企業は、操業地周辺のコミュニティとポジティブな関係を築くことを約束しています。このプロセスは継続的配慮を必要とします。企業が事業活動への社会的認証を維持するには、出来ることが常に存在するからです。先住民の再定住が必要な場合、この関係は特に管理が難しくなります。

鉱山会社は操業地を自由に選ぶことができません。既存のコミュニティの近接地で鉱山開発を行う場合、人々の移住措置が必要となる場合もあります。このようなことはその国の中央政府や地方政府の明確な許可なく行うことはできませんが、それでもなお、影響を被る人々と関係会社に重大なリスクが発生します。

ICMM会員企業がまずすべきことは、先住民の移動の必要を回避または最小化することです。しかし場合によっては採掘プロジェクトを進めるために再定住が必要となります。その場合、再定住計画を早期に開始し、潜在的影響の評価と緩和を図るため、影響を受けるコミュニティと有意な関係を築かなければなりません。人材や財源等の十分なリソースを投入し、プロセスが入念に管理されるようにします。

再定住活動を適切に管理すれば、開発にポジティブに寄与します。同様に、再定住活動の管理が貧弱であれば、コミュニティのクオリティオブライフは悪化する恐れがあります。地域紛争の発生で企業が操業の中断を余技なくされることや、訴訟や評判失墜につながる可能性もあります(これは社会的操業認可にとっても重大なダメージです)。

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