重要点管理

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多くの鉱山会社は近年、自社の安全パフォーマンスを、休業災害度数率(LTIFR)等の測定法を使って大きく改善しています。

しかし望ましくない事故は依然として発生します。例えば、地下火災、炭塵爆発、落盤、有害物質への過剰暴露が挙げられます。これらは傷害や死亡をもたらし、多数の人々や環境に壊滅的影響を及ぼす恐れもあります。

事故後の調査の多くで、既知のリスクに対する制御が効果的に実施されていなかったことが明らかになっています。安全管理システムとハザード管理システム計画・手続きは緻密で複雑であることが多く、そのために実施しにくかったり、特に重要なのはどの制御かが分かりにくくなったりしています。

死亡事故や壊滅的事故の発生を防ぐには、重要制御は明確に定義・理解されていなければならず、実施の責任者も明確である必要があります。その実現に効果的なのが重要制御管理の手法であり、安全衛生に特に不可欠な制御にリスク管理の焦点をおいています。

重要制御管理の手法には次が必要です:

重要制御管理の手法は理想的には9つの手順から成り、計画、実施、パフォーマンス評価、救済にくわえ、堅牢性を高めるための多数の再検討段階も含まれています。詳しくは、ICMMの安全衛生のための重要制御管理:グッドプラクティス・ガイド重要制御管理実施ガイドをご覧ください。ただしガイダンスは、実施すべき制御を特定してはいません。それはプロジェクトごとに異なるからです。ガイダンスでは、制御を特定するためのプロセスと、効果的制御にするために定めるべき要素を説明しています。

ICMM会員企業の多数は現在、ガイダンス評価のプロセスにあり、日常業務への組み込み方を探っています。またICMM会員ではない採鉱操業でもこの手法は広く採用されています。鉱業は産業全体として危険である場合が多いものの、重要制御管理の手法を実施すれば、死亡事故や壊滅的事故の発生を未然に防ぐことが可能です。     

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