Skills for our Common Future(共通の未来のためのスキル)イニシアティブ

  • シェア

鉱業は、多様性や包摂性の促進などを通じて、受け入れ側地域社会の社会的および経済的レジリエンスの強化に重要な役割を果たすことができます。

ICMMのSkills for our Common Future(共通の未来のためのスキル)イニシアティブ(スキルイニシアティブ)は、鉱業以外の包摂的な経済参加と多様化の推進に必要な新しいスキルの構築や、既存のスキルの強化に向けた国や地域の取り組みを加速するため、ICMMのCEO評議会で合意された長期的な意欲的社会目標です。

このイニシアティブは、今後15年間で発展し、鉱業セクターや、地域社会、政府、市民社会のパートナーシップを通じて、受け入れ側地域社会が将来の経済に完全に参加するためのスキルを構築することを目指します。このイニシアティブは、鉱業の地域社会への貢献を根本的に強化し、それによって社会の鉱業に対する認識を改善するものです。

地域社会のレジリエンスへの貢献

スキルイニシアティブは、加盟企業が事業所周辺の地域でスキル構築や再教育を行い、地域社会や地域経済のレジリエンスを強化するのを支援します。

このイニシアティブは、加盟企業が活動する地域社会が、以下のような急速に変化する世界の混乱に負けずに繁栄し、成功するための大きなニーズに応えるものです。これは、世界中の利害関係者やパートナーとの数年にわたる共同作業によって明らかになりました。

パートナーシップによる実現

このイニシアティブは、世界、国、地域レベルの関係者のリソース活用や、ベストプラクティスの特定、効果的なスキルプランニングやトレーニングアプローチの大規模な採用に向けたパートナーシップを通じて提供されます。また、文化、地理、経済・社会状況、地域の状況の違いを考慮した上で最善のアプローチを行うため、鉱業界の地域社会との長年の協力関係を活用することも検討しています。

大胆な変革の推進

加盟企業は、ICMMの採鉱原則を通じて、社会的パフォーマンスの継続的な向上を追求し、受け入れ国や地域社会の社会的、経済的、制度的な発展に貢献することを約束しています。この業界は常に正しいことをしてきたわけではなく、これらの取り組みを進展させるには、共に行うべきことがたくさんあることを私たちは認識しています。

スキルイニシアティブは、ICMMの戦略と行動計画の中心に位置しています。スキルイニシアティブは、尾鉱プログラムInnovation of Cleaner, Safer Vehicles(よりクリーンで安全な自動車に向けた革新)イニシアティブとともに、廃棄物を削減し、二酸化炭素排出量を最小化し、労働者の安全性を向上し、地域社会の社会経済的発展に貢献するため、鉱山の設計や、建設、操業の方法を一変させることを支援しています。

パートナーとの連携

このアプローチは、産業界や主要なパートナーとの一連の共同作業によって得られたものです。8月、ICMMは、コロナ禍後の経済復興や地域社会のレジリエンスに対する鉱業の貢献やスキルの役割を探るため、グローバルパートナー円卓会議を開催しました。

この円卓会議には、ドイツ国際協力機構(GIZ)や、鉱業・鉱物・持続可能な開発に関する政府間フォーラム(IGF)、国際金融公社(IFC)、国際労働機関(ILO)、経済協力開発機構(OECD)、パートナリング・イニシアティブ、世界銀行、ICMM加盟企業の代表者が、2日間にわたって参加しました。これらのセッションから得られた主要なテーマは、以下のサマリーノートをダウンロードしてご覧ください。