国家経済への貢献

ICMMの加盟企業が活動しているほとんどの国では、地中の鉱物や金属は国が所有しています。そのため、鉱業がもたらす積極的な貢献を国レベルで実感することが重要です。

鉱業は、責任を持って実施され、産業が生み出す収入(税金や使用料)が政府によって適切に管理されているセクターであれば、経済成長の原動力となり得ます。しかし、そのような環境が整わなければ、鉱業は大きなマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

ICMMの加盟企業は、加盟条件として、採取産業透明性イニシアティブ(EITI)を支持することが求められています。EITIは、採鉱資源のオープンで説明可能な管理を促進するためのグローバルスタンダードです。EITIの支援に加え、加盟企業は、採掘する予定の資源や、ホスト国政府との合意事項、支払う税金やロイヤリティについて透明性を確保する責任があることを認識しています。これにより、ホスト国の国民は、再生不可能な資源の採取についてICMM加盟企業と自国政府の両方に責任を問うことができ、産業界への信頼を高めることができます。

Focus areas

契約の透明性

契約の透明性とは、鉱山会社とその受け入れ国政府との間で締結された契約を公開することを指します。

CRIRSCO

CRIRSCOは、鉱床の推定量や探鉱の進捗状況について高い水準の報告を推進することで、すべての利害関係者からの信頼の獲得と維持に貢献することを目指しています。

採取産業透明性イニシアティブ(EITI)

ICMMは、天然資源のオープンで透明な管理に取り組んでいます。

税制上の貢献

ICMMは、効率的、効果的、透明で安定した税制が、社会的・経済的機会を高めるための中心的な役割を果たすことを認識しています。