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人権

人権の尊重は、持続可能な開発の重要な側面であり、すべての加盟企業に基本として期待されることです。企業は、ある分野での被害を別の分野での善行で補うことで、人権侵害を「相殺」することはできません。

鉱山会社は、従業員や、顧客、請負業者、地域社会の人権に、ポジティブまたはネガティブな影響を与える可能性があります。ICMMの加盟企業は、国連のビジネスと人権に関する指導原則を実施することを約束し、業界の人権パフォーマンスを向上させるためのグッドプラクティス・ガイダンスやリソースの開発に共同で取り組んできました。

人権とは?

世界中のすべての人は、尊厳と平等をもって扱われる権利があります。基本的権利には、言論の自由や、プライバシー、健康、生命、自由、安全のほか、十分な生活水準が含まれます。

企業は、他者の権利を侵害しないよう、十分な注意を払って行動しなければなりません。これは、事業に関連する人権へのあらゆる負の影響に対処しなければならないことを意味しています。また、国際基準を遵守し、自らの活動や関係を通じて、人権に悪影響を及ぼす原因や要因となることを避けなければなりません。

これらの最低要求事項の他にも、企業は人権を支援するために自発的かつ積極的に貢献することができます。例えば、多様性のある包摂的な職場づくりや、地域社会や公共政策の提言への投資、従業員や地域社会を巻き込んだ集団行動の促進などが挙げられます。このような人権支援のための行動は奨励されますが、基本的な人権の尊重に代わるものではありません。

フォーカスエリア

非自発的住民移転の回避

ICMMの加盟企業は、非自発的再定住を回避または最小化し、そのプロセスを責任を持って管理することを約束しています。

多様性と包摂性

多様性を尊重し、包摂性を促進することは、持続可能なビジネスのための倫理的必須条件です。

紛争の影響を受けた地域やリスクの高い地域でのデューデリジェンス

ICMMの加盟企業は、ビジネスパートナーのデューデリジェンスを行い、鉱物のバリューチェーンにおける人権や汚職のリスクを軽減しています。

人権を尊重した安全管理

ICMMの加盟企業は、Voluntary Principles on Security and Human Rights(安全保障及び人権に関する自主原則)に沿った人権と安全保障のアプローチを実施することを約束しています。

人権への影響の積極的な管理

ICMMの加盟企業は、人権を尊重することを約束しています。

公正な給与と労働時間の提供

責任ある鉱山会社は、公正な賃金と労働時間を提供し、労働者に利益をもたらすグッドプラクティスの方針やプロセスの導入に努めています。

人権擁護者と市民社会の尊重

ICMMの加盟企業は、人権擁護者の権利を尊重し、市民社会スペースが長期的な価値と経済成長の創出に役立つことを認識しています。

先住民族の尊重

ICMMの加盟企業は、先住民族の権利や、利益、考え方を理解し、尊重することを約束しています。

労働者の権利の尊重

責任ある鉱山会社は、労働者の権利を尊重しています。